宮城へ嫁いだ友人の話

生まれも育ちも東京だった友人は、縁があって宮城県の人と結婚をしました。
それはそれは素敵な結婚式も挙げ、子供も生まれこれから新生活に入ろうとしたところに襲ってきた東日本大震災。
いたるところに被害の影響がでてそれはそれは大変な思いもしたそうです。
一人の人の命を救う事に、これから生まれてくる命、将来待望な命、様々な命があり、その尊い命を目の当たりにした時に、看護師の実習生が先頭立って救出に向かったそうです。看護師の実習生も家族があり、夢があるのに、人を助ける事を率先的に行って勇気をもらったと言っていました。
友人曰く、宮城県は小さい子供を抱えている家族も多くて、下手したら車で自宅より遠い病院まで行かなくてはならないそうです。
今までどおりの生活はまだできなくて、特に医療関係は更に「助ける気持ち」あっても、求人を関係なく力のある若者が助けてくれる現状らしいです。
返って求人を出さなくても、資格がない一般市民のほうが助けてくれるという話も聞きます。
なので、本当に心から看護師になりたい人には影ながら応援をしていきたいですが、人数足らない看護師+力のある人を助ける人と力あわせて、弱い人の味方になって欲しいと切に切に願うばかりです。
その宮城県で育った今の赤ちゃんが、誇りを持てる宮城県にしていきたい・・・私は宮城県民ではありませんが、同じ日本人として一般市民の「看護の気持ち」がどれだけ試されているのかというのも一利あるのかなと思う次第でございます。
震災の影響を受けた土地を支えたいと、わざわざ遠方から移住して宮城県の看護師の求人を探してきて実際に活躍する方もいるのだそうです。そんな奉仕精神溢れる素敵な方々を心から応援し、周囲からもしっかりサポートしていくことが大切だなと強く感じました。

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